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動物取扱業

事務所の名称
ドルフィンアニマルホスピタル浦和美園動物医療センター

事業所の所在
さいたま市岩槻区美園東3-8-1

登録に係る動物取扱業の種別
保管

動物取扱責任者の名前
岡本 拓也

登録番号
899

登録年月日
2021年2月16日

登録更新年月日

有効期限の末尾
2026年2月15日

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動物の医学

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犬の外耳炎

犬の外耳炎 

 外耳炎というのは、様々な原因で外耳道に炎症を起こしてしまう病気です。

そもそも、外耳道とはどこでしょうか?
外耳道とは、耳を外側から見て鼓膜までの耳の穴のことを言います。
奥の方までは暗くてよく見えませんが、耳鏡を使えば見ることができます。
その外耳道に炎症を起こしてしまうと、耳を引っかいたり頭をブルブル振ったりする行動をとります。

外耳炎を起こしてしまう原因としては、皮膚炎、角化異常、寄生虫疾患、自己免疫疾患、免疫介在性疾患、感染症、異物、外傷などがあります。
例えば、シャンプーをする際や川などでよく水遊びをする子などは耳の中に水が入ってしまう事がありますが、
正常であれば頭を振ったりすることで外に出すので問題ありません。

しかし、何度も耳の中に水が入ってしまいうまく出すことができないと、耳の中が湿った状態が続き、
感染を起こしやすく炎症が起きやすい状態になります。

また、体質が関係していることもあり、アレルギーなどがある子は幼い時から耳の痒みが慢性的に起きる場合があります。

では、どのように治療していけばいいのでしょうか?
最も有効なのは、耳を洗浄して健康な状態を保つことです。

状態によって、点耳薬や内服薬も併用しながら治療していきます。

もし、皮膚炎を起こしやすい基礎疾患が耳以外にもあるようなら、その疾患についても同時に治療していかないといけません。

なかなか一回の洗浄や治療で治ることは難しく、慢性化してしまうことが多い病気です。
重症になってくると、場合によっては外科的な治療も必要となることがあります。

予防としては、耳の異変に気づいたら早めに教えてもらい、定期的な洗浄や基礎疾患の治療をすることで悪化させないことが重要です。





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