誤食に注意!
おうちの子が何かを咥えていてヒヤっとした経験はありませんか?
わんちゃん・ねこちゃんでは、気になる物を口に入れて確認する子が多く、その際に誤って異物を飲み込んでしまう危険性があります。
わんちゃんは、口に入る大きさの物であればどんな物でも飲み込んでしまう可能性があります。
ねこちゃんでは、スポンジや消しゴムといった小さな物から、リボンや糸のような紐状の物まで飲み込んでしまうことも…
万が一誤食してしまった場合、異物が胃の中で留まっている間には食欲が変わらなかったり、定期的な嘔吐しか出ないことがあります。
しかし、腸にまで異物が流れてしまった場合には、強く症状が出ることが多いです。
異物により腸が閉塞しかけたり完全に閉塞してしまうと、ひどい嘔吐や発熱を起こしたり、ぐったりしてしまうことがあります。
また、閉塞状態が続くと腸が壊死を起こし始め、命に関わる事態にまで陥ってしまうこともあります。
異物の種類や留まっている位置によっては内視鏡での摘出が可能な場合もありますが、開腹手術が必要になることも少なくありません。
わんちゃん・ねこちゃんが安全に過ごせるよう、興味のありそうな物は手の届く場所に置かない、使用後のおもちゃは適切に片付ける等、日々の注意を怠らないようにしましょう✨