動物愛護週間に向けて ~飼い主の責務とは~
飼育頭数の増加や飼い主である私たちのライフスタイルの多様化と共に、今ではさまざまな環境で犬と猫が暮らすようになりました。それに伴い、地域社会や近隣住民に影響を及ぼすような状況も増えつつあります。
私たち飼い主には、動物と共に地域社会に受け入れられ、家族である動物が快適に暮らせるように努める義務があります。
今回は、『飼い主に守ってほしい7ヶ条』を見直していきましょう。
①動物による感染症の知識をもつこと
動物同士はもちろん、人にうつる感染症にも気をつけなければなりません。
②危害や迷惑の発生を防止すること
鳴き声・走る音・におい・抜け毛・外での排泄等、さまざまな面での配慮が必要です。
③動物が逃げたり迷子にならないようにすること
事故やケガ、感染症や虐待等、外に出ることによるリスクを負わせてはいけません。
④動物の習性等を正しく理解し、最期まで責任をもって飼うこと
我が子の一番の理解者になりましょう。そして、最期の時まで一緒にいてあげてください。
⑤むやみに数を増やしたり繁殖させないこと
動物自身に負担をかけることはもちろん、近隣の方にも迷惑をかける可能性が高いです。
⑥所有者を明らかにすること
万が一の脱走や災害時にも飼い主を特定できるよう、マイクロチップや迷子札を装着しましょう。
⑦災害に備えること
必要な物資を常備し、災害時には動物を安全に避難させましょう。
※動物は人のように優先してはもらえません
動物は家族です。
飼い主である私たちの意識と行動で、地域社会からの動物に対する認識をより良いものにしていきましょう。